虫歯予防

Cavity

むし歯予防について

むし歯はミュータンス菌の感染によっておきます。ミュータンス菌は砂糖を栄養源としており、酸を出し、歯をとかします。ミュータンス菌は生後6ヶ月から3歳の間に最も感染しやすく、一度感染してしまえば一生その種類のミュータンス菌を持ち続けます。感染の機会を少なくするには、子供の身近な人(母親など)のミュータンス菌を減らすことにあります。また、同じ箸などで食べさせたり、口移しで食べさせないことも大切です。

家庭でできるむし歯予防とは?

  •  小学校3~4年生まで親が寝る前に仕上げ磨きをしてあげてください。磨いた後は就寝まで食べ物、ジュース、アイスクリームなどを与えないでください。水またはお茶であれば大丈夫です。
  •  フッ素入りの歯磨き剤、フッ素のうがい薬などで毎日、フッ素を使うようにしてください。
  •  キシリトール100%入りのガム、タブレットを利用してください。
  •  甘いものを与える時は、量ではなく与える回数が問題です。回数を決めて、できるだけ減らすようにしてください。

 

歯科医院でのむし歯予防は?

  •  ミュータンス菌を含むバイオフィルムを歯からはがす(P.M.T.C)
  •  フッ素を4ヶ月ごとづつフッ素塗布をする。
  •  シーラントをする。
  •  レーザーをあてる。

 

フッ素はなぜ虫歯を予防できるの?

歯の表面では、歯の成分であるミネラルが溶け出す脱灰と、ミネラルが歯の中に戻って結晶化する再石灰化が繰り返されています。
この脱灰→再石灰化のバランスが崩れて、ミネラルが溶け出す脱灰の方が大きくなると虫歯ができます。

虫歯になりやすいのは・・・

  •  口の中の細菌の種類や量
  •  唾液の性質や量
  •  飲食の頻度や種類
  •  フッ素の利用の仕方やブラッシングなどが、係わっています。

 

フッ素でむし歯予防ができる理由は・・・

  •  フッ素を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(アパタイト)の一部になります。
  •  フッ素を含んだ歯の結晶は普通の歯よりも丈夫になり、むし歯菌の出す酸に対してより強くなります。
  •  フッ素を適切に使うと、歯の表面が強くなり、むし歯になるのを防ぐ効果があるといわれるのは、このためです。

 

フッ素がミネラルが溶け出す脱灰を抑え、ミネラルが歯の中に戻る再石灰化を助けて、虫歯の発生や進行を防ぐのです。また、歯質の強化、口の中の細菌の発育を抑える効果も期待できます。

当院では、りんご風味、ぶどう風味のフッ素があります。フッ素は、大人から子供(フッ素塗布をしてかわいいハンコを押してもらおう!)まで、フッ素は塗布できますので、是非、虫歯予防のためにもフッ素塗布にいらしてくださいね!!

フッ素は一度の塗布で永久的に効果があるものではありません。だいたい3~4ヶ月の間隔で行うと効果があります。
また、フッ素塗布したからといって絶対むし歯にならないことはありません。ブラッシングはしましょう。

MIペーストで虫歯予防!

MIペースト

知っていますか?私たちの歯はミネラルからできています。

私たちの歯は、ハイドロキシアパタイトと呼ばれる結晶からできています。その結晶は、カルシウム、リンといったミネラルで構成されており、非常に安定した硬い結晶です。

知っていますか?ミネラルは知らないうちに歯から溶けだしています!

私たちが飲食するたびにお口の中の環境は酸性になります。そして歯に含まれるミネラルは酸性になると少しづつ歯から溶けだしていきます。
その状態が進行し肉眼でもわかる穴ができてしまった状態がむし歯です。

そこで補ってくれるのがMIペースト!MIペーストに含まれるリカルデントにより酸性になった環境を中性に戻します。

酸性になった環境を中性に戻します

MIペーストはフッ素塗布とともにムシ歯予防に高い効果があります。お菓子の好きな子供さんは当然のことながら、成人・お年寄りの方で歯の根が出てきたところにも有効です。
歯の表面が歯垢、汚れ、油脂などで覆われた状態の上にフッ素やMIペーストを塗っても十分な効果は期待できません。歯の掃除を行なった直後にフッ素やMIペーストを塗ると最も高い効果があります。

当院では定期的に歯の掃除を行なった後に通常3ヶ月に1回、その他の月にMIペーストを塗っています。これは健康保険診療の管理に含まれますので自由診療として費用をいただくことはありません。

またご家庭で歯磨きの後にご使用いただくこともお勧めしております。
テイストは、イチゴ味、バニラ味、ミント味、メロン味、ヨーグルト味 5つの中から選べます。
ご希望があれば¥1,200/本で販売しております。

シーラントで虫歯予防!

シーラントってなに?

歯の噛む面の溝に樹脂を詰めて、虫歯を予防する方法です。歯は削りません。

どこにするの?

奥歯の噛む面の溝、基本的には永久歯ですが、溝が深い場合乳歯でも適応です。

ポイント

生えたての歯は溝が深く、がんばってあてても汚れが落としきれずに虫歯になってしまうので、シーラントをおすすめします。

いつするの?

最初は6歳臼歯が生えた頃。その後は、生えかわりの時期にあわせて行います。

注意

シーラントは歯の溝からの虫歯予防には効果的ですが、全ての虫歯を予防するのではありませんので、日頃からの歯磨きと定期的なチェックをおすすめいたします。

緑茶ポリフェノールで虫歯予防!

小さい子供に与えても良いお菓子!緑茶ポリフェノール

緑茶ポリフェノール

あめやガムのパッケージに記載してある緑茶ポリフェノールとは・・・

歯垢(プラーク)が歯のエナメル層に付着するのを抑制し、虫歯の発生を抑える、また口の中のバクテリアの発生も妨げ、口臭も防ぐ。
また、抗菌作用、抗ウイルス作用があることから、虫歯予防、インフルエンザ予防にもなります。この緑茶ポリフェノールは、小さい子供に与えても良いお菓子です。

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