Maintenance
むし歯で歯に穴があいたから詰め物で治す。 むし歯で痛くなったから歯の中の神経をとる。 歯がグラグラしてきたから抜いて入れ歯をつくる。・・・これが歯医者の仕事だと思っている人が今でもいます。
杉田歯科医院ではほとんどの治療がメンテナンスです。メンテナンスという言葉を辞書で調べると「維持、整備、保守、正常な状態を維持するために行う作業」とあります。歯科メンテナンスは「むし歯や歯周病など新たな病気を起こさないで健康な状態をずっと保つ」予防プログラムです。
当、杉田歯科医院では、歯科衛生士、歯科医師が患者様自身と協力しながらお口の健康を守り、健康で快適な生活を送るためのお手伝いをさせていただきます。
プラークが歯周病。むしばの原因です。
歯ブラシ、歯間ブラシ、糸ようじなどを使ってご自身でどんなに上手に歯磨きしても歯垢を完全に取り除くことは困難です。しかしながら当院では常に磨き残し10%未満になることを目標にブラッシング指導をしています。毎月、歯の染め出しを行いしつこいほどに歯磨きチェックを行っております。
歯、歯肉、舌、粘膜などお口の中を診査し、むし歯と歯周病の有無や進行度を検査します。
パノラマレントゲンで診査します。
お口の中の治療前の状態を記録するためカメラで写真を撮影します。これは健康保険診療の検査として厚生労働省がぜひ行ってほしい項目ですが、患者さん本人が希望しない場合は撮影しません。
お口の中全体の状態をチェック
お口の中全体の状態をチェック
腔内写真の撮影風景
撮影した口腔内写真
当院ではデンタルXというソフトを使って毎月1回磨き残しを記録しています。10%未満を目標に指導しています。
もし歯医者で歯磨き指導を受けていないのに磨き残し10%未満の人がいたらその人は潔癖症または不潔恐怖症という病気です。しかし歯周病から予防するためには磨き残し10%未満を保つ必要があります。中には歯医者に来る前だけ念入りに歯磨きしている人も見受けられますが、われわれプロは歯肉の色炎症の程度を見ればわかります。
広汎型侵襲性歯周炎または若年性歯周炎といって歯磨きができているのに急速に歯周病が進む疾患がありますが、そのような人は100人に一人もいません。ほとんどの歯周病の人は不十分な歯磨きが原因です。
唾液に含まれるカルシウムが歯の表面に沈着したものが歯石です。歯石が付くとその上に歯垢が付くので歯石は常に取っておかなくてはなりません。歯医者で歯石を取って早い人は2週間で歯石が付きます。このような人は一生歯医者と縁が切れません。
染め出しの様子
タブレットに染め出し情報入力
タブレット端末にて現状の様子を説明
患者様にお渡しする「磨き残し診断書」を作成
歯科医院では歯ブラシが届かない歯肉の下を専用の器具を用いて歯垢、歯石を除去します。
スケーリングとは超音波スケーラーまたはハンドスケーラーという器具を用いて、歯と歯根の表面に付着している歯垢(プラーク)と歯石を取り除く処置です。
ルートプレーニングとは、歯垢によって汚染され壊死したセメント質を除去する処置です。これにより歯肉が歯根に再付着しポケットを改善する効果が期待されます。
汚れを落とした歯の表面に歯垢、歯石が再付着しにくいように、マイクロブラシにペーストを付けて歯の表面を滑沢にします。これは機械的歯面清掃といって健康保険診療では2カ月に1回行います。
唾液に含まれるカルシウムが歯の表面に沈着したものが歯石です。歯石が付くとその上に歯垢が付くので歯石は常に取っておかなくてはなりません。歯医者で歯石を取って早い人は2週間で歯石が付きます。このような人は一生歯医者と縁が切れません。
今後むし歯になる危険度の高いところが予測される場合はフッ素を塗り、カルシウム分が溶けだしている部分には再石灰化を促すためMIペーストを持ちいます。
口腔内の清掃
フッ素塗布し健診完了
歯科医院で行われる専門家による徹底した歯面清掃をPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)といいます。専用の機器とフッ化物入り研磨剤を使用して、歯みがきで落とせない歯石や磨き残したプラークを中心に全ての歯面の清掃と研磨を行い、う蝕や歯周病になりにくい環境を整えます。
診療予約専用フリーダイヤル
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