Implant
インプラントとは、歯を失った所に人口の歯根を植え、しっかりとあごの骨に固定した後、その上に土台を立て白い冠をかぶせる新しい歯の治療方法です。
歯を抜く逆の処置ですが、インプラント埋入手術は精密な処置のため抜歯より少し時間がかかります。歯が入った後はほとんど自分の歯と同じ感覚で噛めるようになり、白い歯でかぶせれば見た目も天然の歯と変わりません。残存歯を削ったり残存歯に負担がかかることもありません。
当院の院長 杉田 基は、公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医です。1987年からインプラント治療を行っています。当院で埋入したインプラント10年後の残存率はおよそ97%です。これは日本口腔インプラント学会 専門医の統計データとほぼ同じです。インプラント治療した歯が健康に長く使えるかどうかは、天然歯と一緒に歯周病メンテナンスを受けていただけるかどうかに大きく左右されます。
インプラント治療は健康保険ではありません。自由診療(保険外の自費診療)です。
当、杉田歯科医院ではフィクスチャーといわれるインプラント体(骨の中に埋める歯根部分)と土台を立てて冠をかぶせる部分を合わせて1本あたり275,000円(税込み)です。
入れ歯 | ブリッジ | インプラント | それぞれの違い | |
形状 | 入れ歯はクラスプと呼ばれる金属のバネで義歯を固定。 ブリッジは両隣の歯を支えにして固定する。 インプラントは顎の骨に穴を開け土台を埋め込み義歯を付ける。 |
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嚙み合わせ | ▲ | 入れ歯やブリッジは、あくまでも被せているだけで噛み合わせは安定しない。インプラントは他の歯への負担もない。 | ||
噛む力 | ● | 天然歯に対し、入れ歯は10%程度、ブリッジは60%程度に対して、インプラントは95%もの噛む力があり安定している。 | ||
見た目 | ブリッジもインプラントも見た目はきれいに整えることができる。入れ歯はどうしても見た目の違和感が生じてしまう。 | |||
食事 | ▲ | 入れ歯では食感が悪くなり、ブリッジは食べ物が絡んでしまう。インプラントは天然歯と同じように食べられるのも魅力。 | ||
強度 | ● | 入れ歯は約5年、ブリッジは約7年が平均寿命だが、インプラントはきちんとケアをすれば長い間使うことができるのもポイント。 | ||
衛生 | 入れ歯とブリッジは口臭と歯周病の原因になってしまう。インプラントは通常の歯磨きでケアすることが可能な点もいい。 | |||
治療 | ▲ | ● | ▲ | 入れ歯は約2ヶ月、インプラントは3ヶ月以上の治療期間が必要となる。一方で、ブリッジは最短一週間で治療が終わる。 |
費用 | ● | ▲ | ▲ | 入れ歯とブリッジは保険適用で約5,000~30,000円程度でできるが、インプラントは保険適用外のため数十万円はかかってしまう。 |
数本の歯を失い前後の歯にかぶせて歯を入れることができない場合、通常取り外し式の入れ歯を入れます。ブリッジのように残っている歯をたくさん削る必要はありませんが、①違和感がある ②食事中にはずれる ③クラスプ(残存歯にひっかける針金)が必要で、クラスプのかかっている歯に負担がかかる ④クラスプが見える ⑤食後はずして洗わなくてはいけない などのデメリットがあります。
1~2本くらいの少数の歯を失った場合、通常前後の歯の周囲を一層削り冠をかぶせて歯を入れます。前後の歯に橋をかけるようにかぶせるのでブリッジと言います。
健全な歯であっても一層削る必要があり場合によっては歯の神経を抜いてからかぶせることがあります。上の図では3本分の噛む力を2本の歯で受けることになり、各々の歯に1.5倍の力がかかります。接着剤で固定されるため入れ歯のように取り外しではないメリットがあります。健康保険で治療する場合、銀歯でかぶせることになります。
歯を失った部分にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に冠をかぶせる治療方法です。歯を抜く逆の処置ですが、インプラント埋入手術は精密な処置のため抜歯より少し時間がかかります。歯が入った後はほとんど自分の歯と同じ感覚で噛めるようになり、白い歯でかぶせれば見た目も天然の歯と変わりません。残存歯を削ったり残存歯に負担がかかることもありません。重症の歯周病で歯を失った方、重度の心臓病、肝臓病、糖尿病などの方にはインプラント手術ができない場合があります。
以前とは異なり、顎の骨の量が少ない人でもインプラント治療を受けられるようになりましたが、次のような人は、今の所治療を受ける事できません。
その他、審美性が強く要求される場合、インプラントでの回復が難しい場合もあります。治療期間は、約半年から1年間の治療期間が必要となるため、時間の余裕がない方には不向きです。
当医院では、インプラントをする前に、レントゲンを撮ったり、お口の模型を撮りインプラントができるか、詳しく調べてからインプラントしていきます。
インプラントは、自分の歯の高さより、わずかですが低く設置いたします。なぜかというと、歯槽骨と歯の間に、歯根膜という部分があります。
歯を噛むことにより、歯根膜が収縮し歯が下がるため、歯を噛んだ時に、噛み合わせがちょうど良いようにするためです。
当院のインプラントの脱落率は、3%程度です。
その原因は、定期メンテを怠る。歯磨きを怠る等が多くの要因となります。
そんな事例が下記(写真)になります。メンテや歯磨きを怠ると骨が溶けて脱落のリスクが高まります。
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